小学生バレーボール プレッシャーをかけてしまう保護者の3つの特徴
外からの圧力、これを英語で訳すと「プレッシャー」
プレッシャーという意味は、精神的重圧と外からの圧力
・最後のサーブ「あの子はプレッシャーに弱いから入るかな?」
・最終セット「プレッシャーに耐えられるかな?」
という言葉をよく耳にします。
でも・・
ひょっとすると保護者が子供に見えない「プレッシャー」をかけているのかもしれません。
知らず知らずのうちにプレッシャーをかけてしまう保護者の 3 つの特徴
①保護者や指導者の怒りから与えられるプレッシャー
バレーボールに熱くなりすぎてしまっている保護者によく見られます。
結果がでなければともかく怒る。
「なんであそこで取れないんだ」
「絶対に勝て!」
確かにこういう言葉でなにくそと力を発揮する子もいるでしょう。
ですが「親の怒り」は子供にプレッシャーを与えます。
「今日はお父さんが試合を観に来ている」
「ここで良いサーブを入れなきゃ怒られる」
自分が戦っているのは相手チームです。
親と戦っても意味がありません。
「親に怒られるから良いプレーをしなきゃ」
その持たなくていいプレッシャーで力を出せない選手がいます。
こういう子はコートの中で監督やコーチではなく・・
自分の親の顔色ばかりを気にします。
②保護者の期待が与えるプレッシャー
自分の子供にこのように声をかけていませんか?
『あなたならもっと出来るはずよ』
『あなたの力はこんなものではないわよ』
『今日の試合は絶対勝って!』
保護者からしたら『応援』のつもりでしょう。
ですがこれはある意味、『期待感』
『応援』はプレッシャーになりませんが
『期待感』はプレッシャーになります。
『あなたなら・・・』
『あなたの力はこんなものではない』
これらの言葉・・
よく考えてみると
『子供に負荷をかけています』
こう言われた子は
『もっとがんばらなきゃ』
そう思い持たなくていいプレッシャーを持ちます。
『もっとがんばらなきゃ』
という思いは自分の中から来る思いなのであればいいのですが
保護者からの過度の期待はプレッシャーになります。
③失敗を応援しない保護者
なんでも失敗を責める。
でも、
トライをした失敗。
守ってミスをした失敗。
中身が違うと思います。
ここで勝負をかける場面、ラインぎりぎりに打ったサーブが外れた。
これは、ナイストライと褒めてあげて下さい。
成功と紙一重です。
守ってミスをした失敗。
これは、心の弱さ。
強気になれる言葉をかけてあげて下さい。
乗り切える壁があり、乗り越えたら良いプレーヤーになれます。
まとめ
誰もが大事な試合ではプレッシャーがかかるものです。
そのプレッシャーに打ち勝つためには自分に自信が持てる練習も必要。
あそこまでがんばったんだという思いが試合での緊迫した場面で
プレッシャーに打ち勝つこともあるでしょう。
周りの仲間の一言がいい緊張感を与えることもあるでしょう。
子供たちはのしかかってくるプレッシャーを懸命にはねのけようとしています。
バレーボールはチームプレー。
ミスをしたら仲間に申し訳ないという気持ちもあるでしょう。
子供自身もプレッシャーに強くならなくてはいけないとは思います。
しかし、
プレッシャーを良い方向に変えていくか・・
悪い方向に変えていくのか・・
周りの保護者の一言が悪い方向のプレッシャーをかけているのかもしれません。
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