小学生バレーボールだけではなく、子どもにスポーツを教えるにあたって褒める・叱るは原則60秒以内

スポーツ指導者としての在り方

人はなぜ?行動するのか、逆にしないのか?

例えば、ダイエットをする為に明日から30分早く起きてウォーキングをしよう、しかしいざ朝になると眠気に負けて結局やらない・スキルアップの為に参考書を購入したが開かないまま放置。こういったことが、私の人生でも何度かありました。それは意志が弱くて、飽き性だから、性格だからなどといって言い訳をしていました。こういったことは誰にでも経験のあることで、じつはもっと単純に方法が間違っていた可能性があります。

人間や動物の行動を科学的に研究する「行動分析学」によれば、私たちの行動は、意志や能力とは関係ないところで変えていくことができると指摘しています。自分自身のことはもちろん、子育てや我々のスポーツ指導においても“行動”を解決することに置き換えることができるかもしれません。

行動分析の基本的な考え方は、次の「強化」「消去」「弱化」になります。人の行動は、この3つによって方向づけられているそうです。

  • 強化
    ある行動をした直後に、いいことがあると、その行動をもっとしたくなる
  • 消去
    ある行動をした直後に、何も変わらないと、その行動を徐々にしなくなる
  • 弱化
    ある行動をした直後に、嫌なことがあると、その行動をしなくなる

身につけたい行動に対しては強化、困っているやめたい行動に対しては消去や弱化をすればいいということになります。

ここで重要なのは「直後に」ということです。実証的な研究の結果によると、行動後の60秒以内に行う必要があるとわかっています。なぜかというと、時間が空きすぎては、自分の行動に対するリアクションであると関連づけられないからです。

よく、大会や練習が終わった後、「あの時のプレイはこうするべきだ」「なぜあの時しなかったのか」などと長く指導をされる方がおります。しかし、行動分析学的からみて子供たちからすると、イメージがつかず、何のことを言っているか理解していない可能性があります。効果的な褒め方・叱り方はありますが、褒める時も叱る時もやはり「直後」に行うことでより効果的と言えます。

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