甘く見ないで!小学生バレーボール体育館熱中症の予防と対策

スポーツ指導者としての在り方

熱中症とは?ナゼ起きるの?

熱中症とは、気温が高い場所や、湿度(しつど)が高い場所にいるうちに、体に熱を持つことにより、体の調子が悪くなってしまうことを言います。

ひどいときには、体の調子が悪くなるだけでなく、命に関わることもあるので、甘く見ないで指導者として6月から9月の時期は特に十分に注意しなければいけません。

■熱中症の仕組みとは?

わたしたち人間の体の中では、常に「熱」が作られおり、その熱は、皮膚(ひふ)から外に逃がしたり、汗かくことにより、体の中にたまらないようにしています。

人間の体温が36℃前後に保たれているのは、そういった体の中の熱を外に逃がす機能が正常として働いているからです。この人間の体にもともと備わっている、体温を調節するはたらきのことを「体温調節機能(たいおんちょうせつきのう)」といいます。

ところが、気温が高い場所や、湿度が高い場所に長くいると、体温調節機能が上手くはたらかず、体の中の熱を外に逃がすことができなくなってしまって、体の中に熱がたまって体温が上がったり、急にたくさんの汗をかいたりして、体の中の水分や塩分が失われてしまい、そして、だんだんと体の調子が悪くなって、頭痛(ずつう)や目まい、吐き気といった、いろいろな症状が出てきます。これが「熱中症」です。

熱中症の症状とは?

■軽い症状

「めまい」
「立ちくらみ」がする=フラフラになるような状態です。
脳(のう)に届く血の流れが足りなくなって起こります。

筋肉痛(きんにくつう)や筋肉(きんにく)がかたくなる
筋肉が「こむら返り」をするような状態です。
あせをかくことで体の中の塩分が足りなくなって起こります。

■少し重い症状

頭痛(ずつう)、はき気、体がだるい
頭がいたくなったり、はき気がしたりするような状態です。
体がぐったりして、力が入らなくなってしまうこともあります。

■とても重い症状

意識障害(いしきしょうがい)、けいれん、失神など
声をかけたり、ゆすったりしても、反応がはっきりしないような状態です。
体がガクガクと「ひきつけ」を起こしたり、歩けなくなったりすることもあります。

高体温(こうたいおん)
体にさわると「熱い」と感じるような状態です。

■その他の症状・熱中症のサイン

あせをかかなくなる/呼吸(こきゅう)が浅くなったり、早くなったりする/
肌が赤く・熱くなる/水を飲むことができなくなる/顔色が悪く(白く)なる/
手足がふるえる …など

熱中症対策

  • こまめに「水分補給する」・・・水分をとる場合には、できるだけ「水」を飲むようにしよう。そして、「のどがかわいた」と感じる前に、少しずつ「水」を飲むようにする。
    スポーツをするときなどは、お茶ではなく「スポーツドリンク」が良いです。熱中症対策には塩分を取ることも効果的であるため、スポーツする時はコンビニエンスストアでも買える、塩分タブレットを持たしておくことも必要です。熱中症の症状が出た時は、「経口補水液」を摂取させてください。
  • ・体調が良くないときは無理をしない熱中症は体が弱っているときに起こりやすいので、無理をしないことが大切です。
    疲れているときや、寝不足のときは、外に出たりしないでゆっくり休んで無理をしないこと。
    外出中に体調が悪くなったら、日かげなどのすずしい場所で休むようにしよう。
  • ・出かけるときの服そうに工夫をしよう暑いときに着る服は、「風を通す」「汗をすう」「早くかわく」ものを選び、外に出るときには、ぼうしをかぶるようにしよう。
  • ・エアコンや扇風機を使おう家の中にいても、暑くなってあせが出るようなら、エアコンや扇風機を使って、部屋の温度や湿度を下げたり、風の流れを作ったりして、できるだけすずしくなるようにしよう。ただし、すずしくしすぎると、体の温度調整が上手にできなくなって、外に出たときに体調が悪くなることがあるから「冷えすぎ」にも気をつけよう。

■熱中症になってしまったら?

もしも、熱中症になってしまったら、すぐに日かげやすずしい部屋に移動して、ゆっくり休むことが大切だよ。そして、体にたまった熱をにがすために、うちわやせんぷうきを使って、体に風を当てるようにしよう。そして、大切なのが、水分と塩分をとること。ほんの少しだけ塩を混ぜた水か、スポーツドリンクで水分をとるようにしよう。その場に氷や「保冷ざい」などがあれば、必ずタオルなどにまいてから、首やわきの下などに当てておこう。
声をかけても反応がなかったり、体がふるえているようなときは、急いで病院でみてもらうことが大切だよ。



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