まず初めに、お子様や指導されている小学生のジャンプ力が無くて困っているなどありませんか?
結論からいうと、ジャンプについて考えてトレーニングをされていない人であれば大人・お子様関係なくジャンプ力を上げるのは簡単です。特にお子様においてはやり始めて1か月くらいで、ほぼ間違いなくジャンプ力は上がります。
私のチームではこれらを取り入れた時には、15人中15人全員が2㎝から8㎝ほど高くジャンプできるようになりました。
ジャンプについて考えてみた
では実際ジャンプ力を上げるために、手っ取り早い方法ってなんだろうと考えたところ、おそらく多くの方が「筋トレ」が思いつくのではないでしょうか?スクワットをする、腕立てをするなど筋力アップ=ジャンプ力と思っている方が多いようです。これはけして間違いではありませんが、小学生やジャンプトレーニングを行ったことのない大人が行ったとしてもそこまで高い効果は得られません。(もし筋トレがジャンプ力に効果てき面なのであればボディビルダーはすごいジャンプ力があると考えられますが実際低い方が多いです)
なぜかというと、ジャンプ力に必要なのは、正しく身体操作が出来るかどうか、といういわゆる「神経系」の動作になるからです。

※小学生おける神経系が備わる時期
バレーボールにおけるジャンプというと「スパイク」の際に行うことが多く、特に助走を上手く利用しスパイクを打つランニングジャンプをします。助走の力をうまく利用することでたったままのジャンプより当然打点も高くなります。
しかしランニングジャンプは、助走のテンポを良くする、地面を強く蹴る、助走の前へ進もうとする勢いを無駄なく上に変える、バックスイングをきちんと行うことにより身体を助走は地面をおもいっきり蹴ることで前に進む力を上へ進む力に変えるといった難しい動作になります。
これら全ての身体の操作となり、筋力でカバーできるのではなく、反復練習を行い身体や脳に刷り込ませることが非常に重要となります。
2週間でジャンプ力アップ初心者トレーニング3選(裏技あり)
1:ロイター板を使ってのトレーニング
どこの体育館にもロイター板(跳び箱の踏切板)があります。実際スパイクの最後の踏切位置に配置し(※着地時膝に負担をかけないように、マットを敷く)ロイター板がドンと大きく鳴るくらい踏み込んで上にジャンプします。これを一人10~20回ほどしてください。これをすることにより、踏み込みの地面に伝える力を音とクッションで感じられる・高くジャンプできることにより空中動作が鍛えられる(体幹)という効果が得られます。この練習が慣れてくると、踏み込んだ瞬間に、指導者がその子の空中にボールを放りそのまま打つ動作もするとさらに効果がアップします。
2:ジャンプに意識を集中させる
これはジャンプ力アップにおいて、「一番重要」かと思います。お子様やチームの子に
「練習の時、全力でジャンプしている?」「ジャンプを思いっきりしている?」と聞いてください。私も確認したところ、ほとんどの子が、「あまり考えたことがない」「なんとなくしている」「わからない」と答えます。これは神経系が備わっていない小学生には普通のことです。なのであえて、ジャンプに集中させるように指導者が導かなければいけません。例えば、私のチームではウォーミングアップで、2歩助走と3歩助走をコート端から端まで4往復ほどさせます。(大体これで20本ほどジャンプします)この練習だけでも効果が十分得られますが、小学生においてはただこなせばよいと「ぴょんぴょん」跳ぶ子がいるので、1・2・3とバックスイングをして本気で上に跳ぶように伝えます。
3:自分の足のサイズを知り、用具を利用する
お子様の足のサイズと現在履いているバレーボールシューズを確認すると、お姉さんのお下がりや、成長速度により合っていないことがおおいです。シューズが大きいと踏み込みの際シューズ内で滑り踏み込みが上手く伝えられることが出来ず、良いジャンプができないということもあります。そういった、お子様の身体能力とは別の要因でジャンプ力に影響を与えないようにしなくていけません。
mお子様の足のサイズと現在履いているバレーボールシューズを確認すると、お姉さんのお下がりや、成長速度により合っていないことがおおいです。シューズが大きいと踏み込みの際シューズ内で滑り踏み込みが上手く伝えられることが出来ず、良いジャンプができないということもあります。そういった、お子様の身体能力とは別の要因でジャンプ力に影響を与えないようにしなくていけません。
また裏技として、クッション性の高い「インソール」の使用も勧めます。インソールはピンキリがありますが、高いもの出いくとジュニアバレシューズと同じくらいの値段になりますが、私のチームの数名は外した時と使用した時の差が2~4㎝ほどあったのでこうかはあるのでしょう。また膝の負担減にもつながるのでぜひ一度使用してみてください。

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