一番練習時間をかけない【小学生バレーボール】のブロックは重要!?

フォーメーション

小学生バレーボールの練習で一番時間をかけないのが「ブロック」ではないでしょうか?小学生ではローテーションがないのでレシーバーが前に出ることもなく特定のスキルになっており、ブロックによる得点がスパイクやサーブに比べると極端に少ないことから、アタック・レシーブの練習に時間をかけてしまいがちです。

また身長でも前衛プラスセッターの4人がネットから手が出ることも少ないです。やっと前衛の4人が出るようになる5・6年生から始めるチームも多くそのことからも、時間・経験値が圧倒的に少ないのも特徴です。

しかし、ブロックによるポイントはエースの素晴らしいアタック・サービスエースと同様にゲームの流れを一瞬で変えることが出来るスキルです。実際私のチームも15:6という大差でしたが、次のプレイで相手チームスーパーエースをキルブロックしエースがフェイントやアウトばかりになり逆転というセットを何度も経験したものです。確立が低く、全員がなかなか同じようにできない「ブロック」ですが、子供たちの将来を考えて、どの選手にも練習はさせたいです。

ブロックの目的

小学生で全て習得するには難しいですが、ブロックは4つの目的を考慮して用いられます。

よくVリーグなどでドシャットする気持ちいいブロック(キルブロック)のイメージがありますが、実は優秀なブロッカーでも1セットあたりのキルブロック得点は1点前後と少ないです。

したがって、ブロックで相手スパイクをシャットアウトすることが出来なくても下記の②~④の目的を達成することを忘れずに、辛抱強く跳び続けることが重要です。

①キルブロック・・相手スパイクをブロックで直接相手コートへ返球し得点する

②エリアブロック・ゾーンブロック・・ブロックで相手のスパイクを限定しディグの範囲を限定させる

③ソフトブロック・・ブロックでワンタッチして相手スパイクの勢いを緩めディグをしやすくする

④プレッシャーブロック・・相手スパイカーに心理的プレッシャーをかけてミスを誘う

ブロックは「防御」?それとも「攻撃」?

一般的にブロックはディフェンス(防御)のひとつで「ネットディフェンス」「最前線の防御」と呼ばれます。しかし最近では「スイングブロック」(攻撃)という考え方も出てきておりそれに伴い「スコアリングスキル」の一つと考えられるようになってきました。

小学生バレーボールにとっては、かなり高度なスキルになりますが、やはり試合においてブロックのシステムによってディグフォーメーションが変わってきます。そう考えるとブロックは防御でもあり攻撃でもあるのです。

ブロックの基本フォーム

基本フォーム

①両足は肩幅より少し広め

②ひざは軽く曲げる

③肘の高さを方に合わす(速攻などの対応の際は方より少し高めにする)

そしてブロックの基本フォームで一番重要なのは、構えた時の腕の高さやブロックする時、そして腕を上げる時は「腕を上げる」のではなく構えた時から上げる時も「肩甲骨を上げる」という意識を持つということです。

小学生ブロック練習方法

①手のひらが出る高さのネットブロック

なによりフォームの確認と手に当たる瞬間の感覚を養うために数をこなさなくてはいけません。その端に実際の高さより(2m)ネットを低くし(低くならないときはバドミントンのネットと支柱を使う)ジャンプしないで手を出し指導者が球出しします。ネットが低くならない・バドミントンのネット設営の時間がもったいないという方は「バレーボールステージ」などを利用するのも良いです。※下記画像あり

②手のひらの真ん中に目玉を書く

これは手のひらをひっくり返す癖を予防するためです。小学生がジャンプし相手空間に手を伸ばしボール包み込むほどの手をだしながらブロックというのは難しいです。しかし正しいフォームは必ず将来に役に立つのでボールを書いた目玉で見るという意識づけができます。またこれは子供は意外に楽しんで行ってくれます。

③服を噛んだまま、ブロックする

これは特に女子には向いてませんので私は行っておりませんが、色々な指導者さんがやっております。これの目的はブロックは両手を上げてジャンプするため、特に小学生は顔も上を向いてブロックしがちなので防止対策として効果的です。ただ衛生的にどうかとは思います。

④投げ入れボール押し合い

実際のネットの高さでの練習です。指導者がネットの中心にボールを投げ、ネットを挟んだ二人がそのボールを押し合うというものです。これで「空中での姿勢・体幹」が養われます。

⑤実演

実際指導者が相手コートから球出しをし、最初は定位置から1・2・3と声を掛け3で跳ぶようにブロック練習をさせます。その時に「バレーボールステージ」があると球出しがやりやすいのでチームで1台は持っておきたいものです。ちなみに私のチームは以前保護者さんに大工さんがいらっしゃたので似たようなものを木材で作っていただきました。

定位置が終わると、実際ブロックする側からチャンスボールを返していただき、レシーブ・トス・スパイクを相手チームが行い、それを予測・移動・ブロックと実践に似たシチュエーションでやるとさらに効果的となります。


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