ここでは、私がチームで使用したおススメ道具7選をご紹介したいと思います。バレーボールの用具・道具はあまり需要が少ないせいなのか高くつくこともあります。
保護者さんに負担が少なくなるように、楽天などポイントが何倍にもなるように(ちなみに私はプラチナランク)購入しそのポイントでテーピングやボールなどで使用して還元しています。
また、バレーボール用具はホームセンターなどで木材や資材を購入しDIYで作れるものも多いです。当チームも保護者さんに大工さんがいらっしゃったので、すごく高価なアタック台などは作っていただきました。
【折りたたみ式アタック台】
こちらはアルミ式の折りたたみ式アタック台です。折りたたむと幅も取らないので収納も簡単です。ただ当チームはこれを木材で保護者さんの大工さんに作っていただきました。これはチームを強くするためには必須のアイテムではないかと思います。
私の持論ですが(バレーボール指導教本から引用)ディグの練習は必ず実践により近い方法でやる方が身につきます、よくコート半面でシートや対人でディグの練習をしているチームもありますが、試合ではシート・対人からの角度・高さから球は出てきません。台がなくても身長が180㎝近い指導者でしたら相手コートから球出しが出来ますが、こちらの台はアタックの球出し以外にも小学生を台に立たせ両手を広げブロックの感覚をつかむときにも有効です。
【レシーブボード】
こちらは、レシーブ時に面で捉える練習に役立つものです。こちらも木の板やバケツでも対応できるので無理に購入する必要はありませんが、木の板の時はきちんとやすりなどで磨いておかないと、ささくれなどで子供がケガをしてしますので注意してください。またこちらの裏面が腕に装着できるようになっておりより面で捉えるのに適していると思います。
【ブロックネット】
こちらは、個人的には指導者やコーチがブロックできない(高齢など)または強いチームに必要なアイテムではないかと思います。これを使うとほぼシャットアウトができますが、実践ではなかなかシャットアウトの場面というのが1セットに1・2回あるかないかです。そのためのブロックフォローの練習時間を費やす小学生チームというのは少ないような気がします。またこれもDIYが得意な人がいるようでしたら、ホームセンターなどでパイプを4本、購入しロープを通して作れたりします(強度が若干弱い気もしますが)
【ラダー】
こちらはコーディネーショントレーニングに用いると非常に良いです、持久力とリズム、瞬発力が鍛えられるのでこれもチームに一つは持っておきたいアイテムです。
【レッスン用バレーボール】
こちらは、初心者(バレーボールを初めて半年以内)に使用するとよいです。材質はスポンジのようなもので、通常のボールより飛びます。なので腕や肩を痛めずサーブが容易に打て、またサーブレシーブを初心者の子たちはどうしても怖がって腰が引けてしまっているような子には、その子だけサーブレシーブさせる際このボールで打つ事により、恐怖心を取り除けます。
【サーブ練習機】
これは、支柱にポールを取り付け、ネット上端のさらに20㎝ほど上にロープが張れます。そして色のついた旗みたいなものがそのロープから垂れ下がっておりここを狙うという練習です。サーブは目標物があると狙いやすくこの高さでこの目印がバシバシ当たるようになると、サーブだけで勝てるチームが出来上がります。
【バレーボール作戦版】
私のチームでは、高学年になると「なぜこうなったのか」「どのようしたらよいのか」など子供たちにも考えさせることにより、中学生・高校生になっても困らないようにしております。指導者は分かって物事を伝えていますが、小学生は理解していない状態なのでイメージが着きにくいものです。この作戦版を使って、相手がレフトからアタックを打ってきたとき1枚ブロックにいたら、どこに飛んでくる?など伝えると、すぐに答えてくれます。非常に役立つアイテムです。私は当初100均などで磁石とホワイトボードとテープを買って作ってましたが、練習しあいや大会でも使うようになったので、こちらの作戦版を使うようにしております。
いかがでしょうか?以上が私が実際使ってみて、非常に役に立っているバレーボール道具です。個人的な考えですと、一度自分たちで作れるものは作って、その後購入、実際違いを試し自分たちで量産するというのが良いかと思います。
【番外編・バランスボール】
こちらはバレーボール道具ではありませんが、ワンタッチボールの練習やランニングレシーブの練習で絶大な効果を発揮します。指導者が相手チームからスパイクを打ちその際、自コートのネット側でこのバランスボールでブロックします。そうすることにより、ボールが不規則に飛んでいくので子供たちはきちんとボールの方向を見極め走りこみます。これが無い練習も行いますが、その時は飛んでくる方向がお互いに分かった状況でするため、あくまでも確認の練習となりますがこれをすることにより、感覚が養われます。
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