メインセッターが引退し、サブセッターがメインにと、毎年セッターを育成することが小学生指導者における最大の悩みの一つです。
チームでのバレーボールの質が高くなると、セッターはただアタッカーにトスを上げるだけの選手ではなくなってきます。
セッターはチームのかなめであり、チームの力を最大限に引き出し、コートの中の指揮者です。必要な能力として「リーダー性」があります。必ずしもセッターがチームキャプテンやリーダーになる必要はありませんが、攻撃を司るコントロールプレイヤーになるわけですから、チームをコントロールできるリーダー性は欠かせません。また、かんとくとの 信頼関係を保てる人間性も大切です。
セッターによって勝てる試合を落としてしまったり、逆にセッターの力で勝たせてもらうこともあります。それがゆえ、雪駄を誰にするかは、極めて重要な問題なのです。
私なりにセッター選びの視点を20項目を掲げています。
10個以下だと向いていないかもしれない
12~15個向いている
16以上セッターに優れている
参考までにどうぞ。
1:足が速い(短距離走)
2:体が柔らかい
3:細かい技術が優れている
4:手が大きい
5:腕が長い
6:握力が左右均等
7:姿勢がいい
8:人差し指が薬指より長い
9:左利きが有利(ツーアタックができるため)
10:動体視力がよい
11:反射神経が良い
12:バレーを初めてすぐサーブが入った子
13:違う動作を二つ同時にできる子(長縄跳びしながらボールキャッチなど)
14:ボール拾いやボール渡しが上手な子
15:友達や下級生の面倒をよく見る子
16:準備や後片付けを進んで行う子
17:人の話をよく聞き、自分のものにできる子
18:負けず嫌い・すぐ諦めない子
19:あまり目立ちたがらず縁の下の力持ちな子
20:監督やコーチの言葉や指導をマネできる子
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